カーボンまみれのポルシェ911爆誕!!! 旧車への新提案はアリ?ナシ?
2025年1月10日から開催された「東京オートサロン2025」(千葉県・幕張メッセ)に、TOKYO CUSTOM WORKSがカーボン仕様の「911」を展示した! 【写真を見る】カーボン ポルシェ911の全貌(13枚)インテリアもカーボンまみれ!
あらゆる箇所がカーボン
東京オートサロン2025には欧州製スポーツカーのカスタマイズモデルも多数展示されていた。 中でも、注目を集めていたのは「カーボン ポルシェ911」。なんと、ポルシェ純正スチールボディを全てカーボンへ換装しているのだからスゴい。ちょっと離れた場所からでも、フツーの911との違いがハッキリとわかる。 “全て”と、謳うだけあって、ありとあらゆる箇所がカーボン。インテリアもカーボンを多用し、軽量化を図ると共に、ほかの911との差別化を図る。 さらに展示車両はエンジン、吸排気チューニングの他、足回りなど可能な限り新品パーツに交換されたという。タイヤは、TOYO TIRESのリアルスポーツラジアル「PROXES R888R」で、よりスポーティさを増したエクステリアに、よく似合う。 TOKYO CUSTOM WORKSの担当者によれば、「ナロー」と呼ぶ初代から、空冷最後のタイプ993までカーボン化は可能という。キットの価格は$150,000で、日本のみならず世界各国から注文があるという。 旧い911のカスタマイズといえば、最近だと、アメリカのシンガー・ヴィークル・デザインが有名だが、日本発のTOKYO CUSTOM WORKSも完成度の点では双璧をなすと思う。間近で見ると、クオリティの高さに驚くはず。 人とは違うポルシェが欲しい人に、カーボン ポルシェ911はオススメだ。
文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)