大ブレイク中!? 日本人、最新市場価値アップ額ランキング5位。J2→欧州で10倍に!? 21歳の若き怪物
欧州の2024/25シーズンが開幕してまだ2ヶ月ほどだが、選手一人ひとりの価値の指標となる”市場価値“が更新された。昨シーズンの調子を維持して好調なプレーを見せている日本人選手が多くいる中で、2024年に最も市場価値を上げた日本人選手は誰なのか。今回は市場価値アップ額ランキングを紹介する。※データは『transfermarkt』を参照。2024年1月1日と現在の市場価値を比較。成績は16日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
5位:佐野航大(NECナイメヘン/オランダ) 生年月日:2003年9月25日 市場価値の増加額:455万ユーロ(約7.2億円/1011.1%UP) 市場価値の変動:45万ユーロ(約7200万円)→500万ユーロ(約8億円) 24/25リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト 佐野航大は2024年に市場価値を急上昇させている。1月に45万ユーロ(約7200万円)だった市場価値が、現在では500万ユーロ(約8億円)にまで上昇した。 佐野は昨年夏にファジアーノ岡山からオランダのNECナイメヘンに加入。この移籍が市場価値急上昇のきっかけになった。 NEC加入当初は控えだったが、年明けからレギュラーに定着。1月末のゴー・アヘッド・イーグルス戦で2アシストを記録して地位を確立すると、シーズン終盤にはPSVやフェイエノールトといった強豪相手にゴールを奪い、2023/24シーズンはリーグ戦で4得点3アシストという成績を残した。 さらに、国内カップ戦の準決勝SCカンブール戦では延長戦で決勝点を決め、クラブを24年ぶりの決勝進出に導いた。ロヒール・メイエル監督は試合後、「チームの成功に貢献する決定的な存在」と賛辞を送った。 今シーズンは開幕戦のトゥエンテ戦で得点を挙げ、好スタートを切ると、ウイングだけでなくMFとしても起用され、さまざまなポジションで高いパフォーマンスを発揮している。 第5節のPSV戦では相手の決定機を阻止しようとした結果、開始13分で一発退場となり、開幕から続いていたフルタイム出場は途切れた。それでも、10月のアップデートで佐野の市場価値はチームで2番目に高くなっており、さらなる成長が期待されている。
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