数年前から密かにブームとなっていたバスフィッシングにおける「ワインド釣法」。様々なアングラーが試行錯誤を繰り返し、バス用のアレンジやアジャストがなされていったが、いよいよバス専用とも呼ぶべき製品が誕生！送り出してきたのはこの釣りを早くから研究してきた大津清彰さんのいるティムコだ！ ［写真］驚愕の釣果を叩き出した《ダートパニック》のスペックと価格

ワインド釣法とは？

ワインド釣法

タチウオ釣りなど、ソルトルアーフィッシングに端を発した釣法。 多くの場合、専用のワームとジグヘッドを組み合わせることで非常に幅の広いダートアクションで高速で逃げ惑うベイトフィッシュを演出するメソッドだ。 これまでにもライトゲームやトラウトなど、様々なゲームフィッシュ向けに研究が進んでいた。 近年、アクティブソナーの普及によりバスフィッシングにおいてもこの釣り方に再び注目が集まり、ソルトルアー製品を流用する形で様々なアングラーがワインド釣法が研究され、陸艇問わずその認知度が高まってる。

驚愕の釣果を叩き出していた大津さん

そんなワインドの釣りにいち早く注目していたのがティムコの大津清彰さんだ。 関東のレンタルボートフィールドにおいて連日驚異的な釣れぶりを見せつけ、その注目度の高さを後押ししたのは間違いないだろう。 超新星・青木唯と激闘を繰り広げた艇王戦においてもワインドの釣りが大活躍だったのは記憶に新しい。 大津さんはソルト用製品を使用してその威力を実感するやいなや、自社による開発をスタート。そのプロト製品でも多くの釣果をあげ、ついに新製品として完成の日を迎えた。

『PDL ダートパニック45（ティムコ）』

早くより対ブラックバス用のワインド釣法に着目していた大津清彰さんによる傑作。 バスをしらけさせず、捕食スイッチを入れるためのキレのある素早いアクションのためにもワームサイズは45mmとマイクロ仕様に設定。 無駄のない流線型ボディとエラストマー素材による張りのお陰で、ダートアクションは秀逸なものに仕上がっている。 また、エラストマー素材は非常に頑丈であり、何匹もの魚を釣り続けてもなかなか破損しないという点にも注目したい。

ジグヘッドにもこだわり満載！

ワインド釣法においてはワームだけではなくジグヘッド部分もかなりの重要度を占めるため、ダートパニックには専用のジグヘッドが付属。 ロッドワークだけで簡単に左右へダートさせられる形状や重心バランスはもとより、大型バスとのファイトも想定し、ヘッドサイズからすると太めのフックを採用。ディープでの仕様も想定したやや内向きフックで十分なフッキングパワーがなくともしっかりと掛けることが可能だ。 ワームサイズはそのままに、ジグヘッドウエイトは1.5g、3g、5gの3種類をラインナップ。任意のレンジに素早く沈められるウェイトを選ぶべし！