一時は逆転を許すも...都立鷺宮が4-2で昭和一を下し次戦へ
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選1回戦が8月31日に行われ、都立鷺宮が昭和一を4-2で下し2回戦進出を決めた。 【フォトギャラリー】昭和一 vs 都立鷺宮 試合開始早々に都立鷺宮が最初のチャンスを先制点に繋げる。3分、獲得したCKを都立鷺宮DF4赤間翔(3年)が打点の高い強烈なヘディングを叩き込み、見事にネットを揺らした。 先制を許した昭和第一は34分、右サイドからのアーリークロスをゴール前でMF7山田怜空(3年)が押し込み試合を振り出しに戻す。さらに41分、昭和第一はPKを獲得すると、これをMF10中澤陽向(3年)が沈め逆転に成功し前半を折り返す。 エンドが変わった後半、ビハインドの都立鷺宮は立ち上がりから押し込んでいく。すると59分、都立鷺宮はFW9佐野陽斗(2年)がDF背後に抜け出してボールを受けると、綺麗なループシュートを決めて同点に追いつく。試合の流れを取り戻した都立鷺宮は、66分にMF10重野亘輝(3年)がCKからのゴール前のこぼれ球を押し込み勝ち越しに成功。さらに、守備に回ることなく攻め続ける都立鷺宮は、トドメのゴールを決める。80+4分、FW9佐野がDFの背後に抜け出し、相手のGKがクリアしようと空振りしたボールを無人のゴールに流し込み、ダメ押しゴール。一時は、逆転を許した都立鷺宮だったが昭和一に4-2で勝利し次戦に駒を進めた。 (文・写真=田原豊)