球場騒然 ドジャース投手が打球直撃で右肋骨負傷 痛さにもだえ試合は一時中断 21年72試合登板
◇MLBオープン戦 ドジャース7-1レンジャーズ(日本時間10日、グレンデール) ドジャースのブレイク・トライネン投手は、日本時間10日に行われたレンジャーズとのオープン戦で肋骨を負傷し、緊急降板しました。 【画像】ヌートバーがろっ骨を骨折 大谷翔平選手と山本由伸投手の同僚であるトライネン投手は、3番手として5回のマウンドに上がります。先頭打者を打ち取り、幸先良くアウトを1つ奪いますが、続くバッターの打球が強烈なピッチャー返しとなり腹部あたりに直撃。ファーストのフリーマン選手がカバーして1塁でアウトとしましたが、トライネン投手は右の腹を抱えてその場に崩れ落ちます。あおむけに倒れてからは痛さにもだえる様子もみせ、球場は騒然とした空気に包まれました。 試合は一時中断し、チームメートらが心配そうに駆け寄る中、トライネン投手は自ら立ち上がると歩いてベンチへ戻りました。 MLB公式サイトによるとトライネン投手は右助骨の挫傷とされ、今後はX線検査を含む検査を受ける予定です。 トライネン投手は、2020年にアスレチックスからドジャースに移籍。2021年には、中継ぎとして72試合の登板で6勝5敗、防御率1.99の成績を残し、チームのポストシーズン進出に貢献しました。22年シーズン終了後に右肩の手術を受け昨季はマイナーリーグのみで登板し、今季は復活を目指していただけに不運なプレーとなりました。