『幻のそば』が2024年もお目見えし試食会が開かれました。 　25年ほど前、福島県大熊町の旧家の屋根裏で見つかった江戸時代のものとされるソバの実を復活させた「天保そば」。 　2023年夏の高温などの影響で収量は平年の半分ほどになりましたが質の良いソバに仕上がったということです。 　試食会には関係者らが招かれました。 【幻の山形天保そば保存会会員】 「毎年（質が）違うのでどうなんだろうってちょっとドキドキしています。」 　そんなソバの味は。 「甘みも強くて美味しいです」 「正直保存されているという話は聞いていたんですけどまさかそれが芽が出て山形でちゃんと発芽して多くの方に食べてもらって奇跡だなって思うんですね。」 【生産者】 「なかなか天保そばの味だよ。食ってみる？」 【中野アナウンサー】 「濃い！後味がしっかり。」 【生産者】 「コクのある味だと思わない？俺が今保存している種だぁって。」 【中野アナウンサー】 「育てた甲斐がありました？」 【生産者】 「あるねえ。」 「天保そば」は5月29日から県内の13の加盟店で提供される予定です。