『虎に翼』で“最強の愛され男”を演じる31歳俳優。人気を爆上がりさせた“2つの条件”は
1話だけの登場でも泣かせる! 存在感がもはや眩しい
戸塚の武器は、決して“クセ強”キャラだけではありません。現在放送中のドラマ『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)では、轟とはまた違った魅力を発揮中。ヒロインを支える好青年・小栗健を演じています。 小栗は、元夫の家族に復讐をもくろむシングルマザーの主人公・優香(伊原六花)が働く花屋のビルのオーナー。健気に働きながら子育てする優香に惹かれていきます。優香のことを本当に心配し、戸惑いながらも彼女の運命を受け止めようと向き合う誠実さが、戸塚の柔らかな演技により際立っています。轟とのギャップもたまりません。 また今年2月から放送されたドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』(NHK BSプレミアム4K・NHK BS)の第4話では、ゲスト出演で好演。辞書の挿絵を担当する画家の息子・夏川颯太役を担い、1話だけの登場ながら視聴者の涙を誘いました。幅広い役柄を主演であっても、脇であっても、ゲスト出演であっても作品の質を押し上げる存在感が眩しい戸塚。これからの映画界・ドラマ界において不可欠なバイプレイヤーとして、ますますの活躍が期待できそうです。 <文/鈴木まこと(tricle.ltd)> 【鈴木まこと】 tricle.ltd所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201
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