飯沼愛×八木勇征が『南くんが恋人!?』第1話をアピール 「繰り返し観てもらえたら」
テレビ朝日系火曜ドラマ『南くんが恋人!?』“ちよみ”役の飯沼愛とその相手役“南くん”役の八木勇征(FANTASTICS)のインタビューコメントが公開された。 【写真】飯沼愛の“ディフェンス力”がただよう『南くんが恋人!?』第1話シーン 1987年に刊行された内田春菊の漫画『南くんの恋人』を、初の“男女逆転バージョン”で映像化する本作。原作漫画は、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也と2度にわたって連続ドラマ化された。これまでの作品で15センチの手のひらサイズになってきたのは女子高生の“ちよみ”だったが、今作では“南くん”が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。 主人公・堀切ちよみを演じるのは、『VIVANT』(TBS系)、『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)などの飯沼。ちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう南くんこと南浩之を八木が演じる。そのほか、木村佳乃、武田真治、沢村一樹、加賀まりこらが共演に名を連ねた。 まず初めに飯沼と八木は、自身が演じる役柄について説明。飯沼は「ちよみは、南くんの幼なじみであり恋人で、心優しい子。複雑な家庭環境ではあるんですけど、明るく元気に過ごしている湘南のバスケットボール少女です」とそのキャラクター像を述べる。八木は「南くんは将来有望なバスケットプレイヤーで地元のスーパースター。どこか大人っぽくてちよみをリードしていたのに、15cmになってからは弱いところも見えてくるような人間味が溢れたキャラクターです」とコメント。 『南くんが恋人!?』がどんな作品かという質問に関しては、「まさにホーム・ラブコメディーですね」と飯沼は語り、「コメディー感もありつつ、ちよみと南くんの恋模様、ちよみや南くんの家族の物語も描かれていて、見ごたえのある作品だと思います。ほっこり温かい作品です」とアピール。八木は、「岡田惠和さんの脚本でドラマをやらせていただくのが初めてなんですが、人と人との関係性や生(せい)が描かれていたり、自分では考えられない発想があったり……脚本を読むたびにワクワク感がありました。ホーム・ラブコメディーでありながらも、ヒューマンドラマの部分もあって、観ている方が心動かされる作品になるんじゃないかなと思います」と岡田脚本ならでの魅力があると語った。 次に語ったのは互いの初印象。飯沼は八木に対してギャップがあったそう。 「初めましてのときは、クールな方なのかなと思っていました。ちよみと南くんは3つ違いではあるけれど、(飯沼と八木の)実年齢は6歳離れていて、私なんかが隣に並んで良いのかな、と思っていました」(飯沼) 「ピッタリです(笑)。初めてお会いしたのは衣装合わせで、そのときは物静かなイメージだったんですけど、バスケの練習を通して、徐々に明るい人柄が見えてきました。飯沼さんを見ていると元気がでるんですよ」(八木) 「うれしい!」(飯沼) 「ただ、最近慣れすぎたせいか、僕のことをイジり倒してきます(笑)」(八木) 「いやいや(笑)。イジっているつもりはないです(笑)。ただ、クランクインの日の2人の会話を撮影した動画が公式SNSに上がっていたんですけど、すごくよそよそしかったんですよ。そのときと比べると、今はだいぶ距離が縮まってきたなと思います。八木さんが懐深く構えてくださるので、私も安心して飛び込めます」(飯沼) あらためて互いに今だから言いたいこと、聞きたいこともあるという。 「初めてバスケの練習をしたときにビックリしたことがあって。ディフェンスの練習で、(飯沼が)床をバンと叩いたんです(笑)。こんなにかわいらしい方なのに、ギャップが凄くてビックリしました」(八木) 「(笑)。もともとバスケをやっていたんですけど、ディフェンスの体勢をとるときに、床をタッチしてから構えをとる『フロアタッチ』というものがあって、無意識にタッチしたら(八木が)ドン引きされてました(笑)。ディフェンスの構えをするのは久しぶりだったのに、体に染み込んじゃっていましたね」(飯沼) 「今だったらやりそうだとは思うけど……」(八木) 「あのときはまだ物静かなイメージだったからですね」(飯沼) 「そうそう」(八木) 「私は不満があれば聞きたいです! 撮影初日を終えてどう思われましたか?」(飯沼) 「不満なんか1個もないですよ。クランクインは、第1話のそのシーンだけを見たらちよみと南くんの関係性が分かるような内容だったので、クランクインであの撮影ができて良かったです」(八木) そんな2人の思いが詰まった第1話。「TVerで繰り返し観てほしい」とアピールをした。 「等身大の南くんとちよみを思う存分楽しんでほしいので、絶対に第1話は見返していただきたいですよね」(飯沼) 「本当に観てほしい。もちろん、小さくなってからのシーン(グリーンバックでの撮影)でもちよみをイメージしながら演じていますけど、やっぱり一緒の空間にいて、一緒の時間を過ごしているのは等身大のシーンなので、そこは大事に観てほしいですね」(八木) 「あと、2人がお揃いでつけている熊のぬいぐるみは、(八木の)グループ名にかけて「アニファンタス」という名前だし、小さい南くんを初めて見つけたとき、ちよみが黄色いサコッシュをかけているんですけど、そのサコッシュのロゴを逆から読むと「沼うどん」って書かれているんです。飯沼の「沼」と私が香川県出身なので「うどん」で掛け合わせて「沼うどん」という意味なんですが、そうした細かいところにも、スタッフさんの愛が散りばめられています」(飯沼) 「それを発見したり、教えてもらったりすると、やっている側としてもめちゃくちゃテンション上がります」(八木) 最後に視聴者に向けてメッセージを送った。 「第1話は何回も見返していただきたいですし、私も見返したいなと思っています。第1話こそ何回も観て、2人のやりとりを楽しんでほしいなと思いますね」(飯沼) 「観ていてほっこりするし、温かくなるし、元気になるし、笑えるので、落ち込んでしまったとき、元気がないときに観てもらえたらと思います。放送は続いていきますが、TVerでも繰り返し観てもらえたらうれしいです。なので、お気に入り登録を忘れずに!」(八木) 「お上手(笑)!」(飯沼)
リアルサウンド編集部