上司に「取引先から電話が来るかもしれないから」と言われ、デスクで昼食をとっています。あまり休めていないのですが、これって「残業」扱いになりますか?
業務扱いになるかどうか上司に相談する
労働時間をめぐるトラブルを防止するためにも、上司から「電話の待機」を指示されたら業務にあたるのか、残業代が発生する可能性を伝えてみましょう。というのも場合によっては「特に緊急性はないけれども電話番をしてくれたら助かる」といった趣旨で発言している可能性もあるからです。 そのうえで明確に業務といわれたら必要に応じて残業代の請求を行いましょう。場合によっては上司だけでなく総務や人事担当者にも報告しなければならないケースもあるので、勤務先のルールを確認することをおすすめします。
まとめ
本記事では、休憩時間に職場のデスクで昼食をとりながら取引先からの電話を待つ行為は残業扱いとなるのか解説しました。 休憩時間に仕事をしたから直ちに残業代が発生するわけではなく、結果的に法定労働時間を超えるかどうかで残業代の有無や金額は決まります。自分のみで判断するとトラブルの原因になりやすいため、上司や総務人事などへの相談はもちろん、雇用契約書や就業規則なども確認しておきましょう。 出典 厚生労働省 労働時間の適正な把握 のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン 厚生労働省 労働時間・休日 厚生労働省 しっかりマスター労働基準法-割増賃金編- 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部