20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ 出場4選手決定<男子テニス>
20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ
男子プロテニス協会のATPは25日に公式サイトを更新し、12月18日に開幕する20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)に出場の決まった4選手を発表した。 【西岡 良仁、坂本 怜ら 四日市チャレンジャー組合せ】 同大会は20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位7選手と、ワイルドカード(主催者推薦)が与えられた選手の8名が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチで、2017年から新型コロナウイルスの影響を受けた2020年を除き過去6度開催されている。 初代チャンピオンはチョン・ヒョン(韓国)で、以降はS・チチパス(ギリシャ)、J・シナー(イタリア)、C・アルカラス(スペイン)、B・ナカシマ(アメリカ)、H・メジェドビッチ(セルビア)。 今回、大会は公式サイトで出場の決まった4選手を発表した。 A・フィス(フランス) フィスは昨年同大会で決勝に進出し、今年もツアーで目覚ましいシーズンを送っている。その中でもハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)と木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)のタイトル獲得が際立っている。今シーズンの戦績は37勝26敗となっている。 A・ミケルセン(アメリカ) ミケルセンは、昨年同大会デビューを果たし今年も出場を決めた。今年8月にトップ50入りを果たし、現在世界ランク42位につけている。ミケルセンは今季、インフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)とウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)でツアーレベルの決勝に進出し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では自身初のグランドスラム3回戦進出を果たした。 J・メンシク(チェコ) メンシクは、2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で自身初となるATPツアー決勝に進出した。10月にはA・ルブレフやG・ディミトロフ(ブルガリア)といったトップ10選手を破りロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)で8強入りした。19歳のメンシクは、年初は世界ランク167位だったが、現在は世界ランク48位となっている。 シャン・ジュンチェン(中国) 強力なショットを武器にするこ19歳のシャンは、9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)で優勝し、ATPツアーでタイトルを獲得した史上2人目の中国人選手となった。