松井繁が優勝戦ポールポジションを獲得/ボートレース津・ツッキー王座決定戦
ボートレース津のGI「開設72周年記念 ツッキー王座決定戦」は10日、準優勝戦が行われた。 10Rでは、4日目にインで差された磯部誠が再び1号艇で登場。リング交換を施して足の修正を行い、結果的に逃げたものの「気持ち良くターンはできなかった」と課題を残す。2着には上條暢嵩が入線。上條は7月のGⅡ「ボートレース甲子園」に続き、当地特別戦で連続優出となった。 11Rは松尾充が逃げて、ヤングダービー以外で初となる記念優出を決めた。スタートはコンマ05で、今節7戦して6走がゼロ台。3走目だけがコンマ10という素晴らしいスリット攻略を見せている。宮之原輝紀が差し続いて優出。宮之原は9月1日時点で賞金ランキング33位。今後の展開次第ではグランプリ出場も視野に入ってくる。 12Rは松井繁が隙を見せることなく押し切って1着。宮地元輝は2日続けての松井との対決になったが、再び2着に敗れた。優勝戦は3度目の正直を狙う。 松井繁が優勝戦の1号艇となり、当地周年7回目の優勝へ王手。松尾泰宏(引退)が持つ同一レース場の周年優勝記録に並び、4年ぶりのグランプリ出場へ向けて進むことができるか。
マクール