WS格付け大谷翔平がソト&ジャッジ抑え1位 米FOXスポーツ「歴史に名を残す方法を見いだした」
ドジャースとヤンキースが激突するワールドシリーズ(WS)を前に中継局の米FOXスポーツが23日(日本時間24日)に「2024年ワールドシリーズのベスト24選手ランキング」を発表し、ドジャースの大谷翔平投手(30)が1位に選ばれた。 同サイトのMLB専門家2人がレギュラーシーズンとここまでのポストシーズンの成績の両方を考慮して付けたランキングで、大谷の1位選出理由は「投球ができない中で、野球界で最もユニークな才能を持つ彼は54本塁打と59盗塁という別の形で歴史に名を残す方法を見いだした。レギュラーシーズン最後は得点圏での14打数12安打で終え、その勝負強さを自身初のポストシーズンに持ち込み、得点圏9打数6安打。ナ・リーグ優勝決定シリーズでは、安打(8)と四球(9)が三振数(7)を上回り、10月のOPSは全体で9割3分4厘」と説明。「彼は優勝のチャンスを求めてドジャースに入団した。今、MLBの最高の舞台が待っている」と盛り上げるのも忘れなかった。 ヤンキースのフアン・ソト外野手(25)が2位、アーロン・ジャッジ外野手(32)が3位だが、「トップ3は非常に僅差だった」という。 4位はドジャースのムーキー・ベッツ外野手(32)で、5位は5本塁打、9打点をマークしてア・リーグ優勝決定シリーズのMVPに輝いたヤンキースの主砲ジアンカルロ・スタントン(34)、6位は第1戦に先発するゲリット・コール投手(34)だ。右足首を捻挫しているドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)は7位にランクインした。 また、「彼はあの6月7日のブロンクス(ヤンキー・スタジアム)で、どれだけ自信をつかんだだろうか?」と、第2戦に先発するドジャースの山本由伸投手(26)は10位に入った。6月7日のヤンキース戦では7回を2安打無失点で渡米後最速の98・4マイル(約158キロ)を記録しており、再現が期待される。 東西の名門球団が43年ぶりに相まみえる世紀の決戦。MLBを代表するスターたちがどんなドラマを繰り広げるのか楽しみしかない。
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