大阪桐蔭が練習試合で20得点 昨秋の明治神宮大会王者 センバツ
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に3年連続13回目の出場となる大阪桐蔭が7日、兵庫県西宮市内で関西学院と練習試合を行い、20―7で勝利した。昨秋の明治神宮大会を制したセンバツの優勝候補筆頭が順調な調整ぶりを見せた。 【あのドラ1も】昨年センバツからプロの扉開いた選手たち 打線が計25安打と好調だった。一回に丸山一喜(2年)の2点適時打などで5点を挙げると、三回までに14得点。六回と八回には松尾汐恩(同)が2打席連続となるソロ本塁打を放った。背番号1の右腕・別所孝亮(同)は七回から登板し、球威のある直球を軸に3回を2安打無失点4奪三振と好投した。 快勝にも西谷浩一監督は「(打撃は)いろいろな兼ね合いもあるので。まだまだですね」と強調し、主将の星子天真(同)は「まだまだ力不足で課題だらけ。ミスからの失点があった。細かいミスが大量失点につながるので、減らしていかないといけない」と気を引き締めていた。【大東祐紀】