サマンサ・アナンサ チケット即完のトークライブで“1日で25か国以上の人とコミュニケーション”
タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、9月1日(日)に行われた単独トークライブ「QUEEN’s TALK LIVE 『こぢんまり』」を振り返った。 【関連】サマンサ・アナンサ 自身初の単独トークライブ開催 後輩への思い「個性や方向性を見出すきっかけに」 2回目の開催となった同イベントのチケットは、即日完売という人気ぶり。台風の影響で開催が危ぶまれたが、無事開催された。番組パートナーのウラリエからは、「おもしろかったし、感動した」という感想が飛び出した。 同イベントでは第1回と同様に、あるミッションをクリアするためのロケを行い、そのときの写真を見ながらトークを展開。第1回は“20キロを歩く”というミッションだったが、第2回となった今回のミッションは、“夜7時までに25か国以上の海外から来た人を探してコミュニケーションをとる”というものだった。 ロケが行われたのは8月後半。猛暑のなか、ドラァグクイーンの姿で大阪城公園に現れたサマンサ。かなりハードなロケだったそうで、ロケ後は3日間寝込んだという。 ロケでは、「いま私、こんなことやっています」というパネルを持ちながら海外から来ていると思われる人に次々と声をかけ、写真撮影をするほか、「なぜ日本に来ているのか」などの質問を投げかけていく。 近隣国や馴染みのある国、さらには「そんなところから!?」という国など、最終的に25か国以上の人とコミュニケーションをとることに成功した。 今回のイベントを、「『大変なロケでした』で終わらせてはいけない」と考えているサマンサ。ドラァグクイーンの姿をした見ず知らずのサマンサが、東京と比べて乗り入れている航空会社の数が少ない大阪の地で、「文化・風習・言葉などが異なる25か国もの人たちと、普段の生活では感じられないような価値観を共有し意思疎通できたことが幸福なことだった」と語る。 日本ひいては関西・大阪を好きな理由は、アニメや食、雰囲気などさまざまだが、「大阪でこんなにも多くの国の人と会えたことに感動を覚えた」のだという。 そのうえで、「こんなに小さなことだが、ロケの途中から『平和について、そして世界を身近に感じてもらいたい』という思いが芽生えた」と胸中を吐露。サマンサのその思いは、トークライブの観客にも伝わったことだろう。 ウラリエから「第3回(の開催予定)は?」と尋ねられると、「今回出しきったから、いまは考えられない」と回答。サマンサの言葉通り、現時点で次回開催の予定などはないようだが、サマンサのトーク力、そして発信力を存分に楽しむことができる「こぢんまり」の第3回に期待したい。 ※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年9月13日放送回より
ラジオ関西