完成から2年 ガンバ選手に聞く吹田サッカースタジアムとは
遠藤保仁選手「とてもすごしやすい」
さて、こうしたスタジアムで実際にプレーしている選手らの感想はどのようなものなのか。そこで、練習を終えたばかりの遠藤保仁選手に話を聞いてみると、開口一番「まずは建ったばっかりなんでどこいってもきれいだし、外からみてもきれい」と笑顔で語り、ロッカールームも雰囲気が非常にいいため「とてもすごしやすい」と話した。 そして、この客席との近さについては「選手との距離が非常に近いので、選手の声だったりスタッフの声も聞けるし。逆に僕らはお客さんの声もたくさん聞けるので」と笑顔で答えてくれた。 チームについても聞いてみると「みんな仲が良くていい雰囲気。ボケと突っ込みとか関西のチームですよね。居心地のいいチーム。力を合わせてがんばります」と話してくれた。
藤春廣輝選手「楽しくみてもらえる」
続いて、藤春廣輝選手にもスタジアムの魅力について聞いてみると、やはり「魅力は本当にファンとの距離が近いです。みてる方からしたら選手とすごい近いんで楽しくみてもらえると思う」と答えてくれた。 また「いやもうみんな明るいですし、上下関係もいい雰囲気でやってるんで、楽しいチームでもありますし、楽しくサッカーやれてるんで」と笑顔で続けた。
東口順昭選手「地元やし、夢みてた場所なんで」
そして、東口順昭選手にもスタジアムのことを聞いてみると「ぼくも何度か観戦で観客席でみました」という意外な答えが。「グルメもいっぱいあって、いろいろと楽しめるかなと思います。サポーターとの位置が近いというのがいちばんの魅力だと思いますし」と話した。 東口選手は高槻市出身ということもあり「子どものころはエキスポランドがあって、太陽の塔があって、よくきました」と、スタジアム周辺にも思い出がいっぱいある。 「そうですねえ地元やし、夢みてた場所なんで。昔は(前のホームスタジアム)万博記念競技場をイメージしてましたけど、新しいスタジアムができて初年度から出れてるというのは、すごいありがたいことやなと思います」と力強く語った。 市民からの募金、そして官民連携など、まさに地元の力で運営している、この大阪のスタジアムだが、これからどのような名場面がこの場所から生まれるのだろうか。