巨大なコンテナ文字を背にポーズを取るＪＡてんどう青年部のメンバー＝天童市山口

　「んまいべ！紅王」―。天童市山口の国道48号沿いにあるＪＡてんどうフルーツセンターに、今年も果物出荷用のコンテナで作った高さ6メートル、幅40メートルの巨大文字がお目見えした。 　開所した1994年から続く恒例行事。赤や緑、青など4色のコンテナ約4万個を用い、地元の若手農家延べ20人が12日から3日間かけて組み上げた。「んまいべ！紅王」は前回の「くたが？？紅王」との掛け合いになっていて、来年9月ごろまで設置する。 　本格デビュー2年目を迎え、市が生産量日本一を目指すサクランボの大玉新品種「やまがた紅王」。ＪＡてんどう青年部の武田繁部長（47）は「ここは交通量が多く、ドライバーへのアピール度は抜群」と、一層の認知度アップに太鼓判を押していた。