五輪女子サッカー、米ロッドマン選手が日本戦後に話した英語、“head down?” “it was going down?”の意味がわかりそうでわからなかった…
英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者のお話、第262回。
アメリカ選手の日本戦後のインタビュー
オリンピック期間中は各種目、日本チームを応援するのに忙しい日々でした。 私は特に女子サッカーを応援していて、準々決勝の日本対アメリカ戦、延長戦での失点シーンでは深夜にも関わらずテレビの前でジタバタ悶絶していました。 悔しいながらもトリニティ・ロッドマン選手のこのゴールは見事で、さらにピンクの髪を編み込んだ髪型もめちゃくちゃ似合っていて、その存在が気になって動画サイトを漁っていたら、日本戦終了後のヒーローインタビューを見つけました。 It was a very patient game and I think it was frustrating us in the first half. (我慢の続く試合だったし、前半はフラストレーションを感じるものだったと思う) And it was staying with heads down and finding the one of opportunity we knew it was going down to one moment like that whoever it was, obviously I’m happy it was me. (そして、heads downし続け、誰であろうと一瞬の機会をgoing downするってことを知っていたし、それが私であったということがとても嬉しい) 試合後の興奮からか早口で全然聞き取れないので(ゆっくりでも多分聞き取れないと思いますが)、自動生成の英語字幕をつけたところ上記のように話していました。 なんだか、わかるようでわからないフレーズがたくさんあります。 まず“head down”ってなんでしょうか。頭を下げる、みたいなことでしょうか。 スラングの辞書を調べてみたらこういうことでした。 head down=集中する ということはつまり、「集中を続けてチャンスを狙った」という、アスリートがヒーローインタビューでよく話す、まさにあのフレーズをロッドマン選手は言っているということ。 ケンブリッジの英英辞典では“get your head down”というフレーズで例文がこのように出ています。 I'm going to get my head down and try and finish this report before I go home today. (今日は集中してやって、帰る前にこのレポートを終わらせるつもり) “head down”なので「頭を下げる」、つまり机に頭をめり込ませるくらい集中する、みたいなイメージでしょうか。