元首位打者がベンチスタートか…昨季2発でも4番抜擢 新庄ハムの開幕予想
西武・今井に対して2024年は4度対戦して防御率0.59と大苦戦
2年連続最下位から2位に躍進した日本ハムは、2025年こそ悲願のリーグ優勝を目指す。常識に捉われない采配を続ける新庄剛志監督は、3月28日の西武戦(ベルーナドーム)でどんなスターティングラインナップを組むのだろうか。“最速”で予想してみた。 【表】若手の逸材が揃う日本ハム…元首位打者も先発落ちか 最速予想した日本ハムの開幕スタメン 西武はすでに開幕投手を今井が務めることを公表している。2年連続2桁勝利中で、2024年は4度対戦して防御率0.59と封じ込まれた“天敵”を打ち崩すためにも、1番は現役ドラフトで加入1年目で覚醒した水谷とした。 2番に清宮、3番にはレイエスを据える。清宮は89試合出場で規定打席に到達しなかったものの自身初の3割をマークし15本塁打。レイエスは来日1年目ながら打率.290、25本塁打、65打点と日本野球に適応した。 4番の野村は、新庄監督がすでに指名しており、大きな期待がうかがえる。2024年は56試合で2本塁打と屈辱のシーズンとなったが、巻き返しを図る。5番は驚異のパワーを誇る万波とした。 下位打線にも逸材が揃う。6番には正捕手の座を手中に収めた田宮。打って走れる捕手として2024年は7月下旬まで打率3割をキープしていた上に、今井に対しても打率.400(5打数2安打)の好相性だった。 7番には同.286(7打数2安打2四球)の郡司を置いた。8番は上川畑、9番は水野で作戦の幅も広がる。超攻撃的なオーダーとしたが、今井に対して.154(13打数2安打1四球)と苦手にしていた2022年首位打者の松本剛はベンチスタートとなるなど、戦力も充実してきたことがわかる。2025年も誰も想像できない“新庄采配”が炸裂しそうだ。
Full-Count編集部