学校は窮屈すぎる…適応できない自分に苦しむ発達障害の息子。「どんな子にも居場所と学びを」。不登校の受け皿へ注目される「多様化学校」
初会合では、市教委が東京都内の多様化学校視察を報告。スクールカウンセラーを中心にコミュニケーションを学ぶ授業など、特色ある取り組みを紹介した。福田裕生教育長は「どんな子にも居場所と学びを担保できる、よりよい在り方を検討したい」と意気込む。 ◇不登校とは 文部科学省は、病気や経済的理由がなく1年間で30日以上欠席することを不登校と定義する。2023年度の問題行動・不登校調査では、全国の小中学校で不登校だった児童生徒は、過去最多の34万6482人。鹿児島県内の公立小中高校でも、6年連続最多の5432人だった。文科省は同年3月、不登校対策の指針「COCOLOプラン」を公表。分校、分教室でも開校できる「学びの多様化学校」のほか、校内教育支援センターの設置、オンラインといった多様な学びの場の確保など支援体制の整備を促している。
南日本新聞 | 鹿児島
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