エース達成の山田大晟 特別賞金“500万円”の使い道は?「老後のために…」【きょうのヒトネタ!】
<ANAオープン 3日目◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72> あれは3年前 石川遼のクラブが真っ二つ【写真】 ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「ANAオープン」が行われている札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)から。 大会3日目に、2人がホールインワンを達成した。3番(実測164ヤード)で22歳の岡田晃平が、そして16番(同172ヤード)で29歳の山田大晟が、ともにツアー自身初のエース。16番にはホールインワン賞500万円(※提供:テレビ協賛6社)がかけられており、大会期間中の複数均等割のため獲得賞金はまだ確定ではないが、ビッグボーナスを手にした。 16番は右からわずか3ヤードに切られた難しいピンポジション。「左ワンピンに行ったら完璧」とキャディと作戦を練っていた。カット目に打ったボールは「左からのアゲインストにあおられてピン方向に飛んで行った」と自身も納得のショットで、ピン手前に落ちるとそのままカップインした。 「バウンドして見えなくなったので、ピンの裏側に行ったのかと思ったけれど…」とボールを見失ったが、ギャラリーの大歓声でホールインワンを確信。キャディや同伴競技者とハイタッチを交わし、喜びをあらわにした。特別賞金を手にすることになるが、「老後のために貯金しようかな(笑)」とおどけてみせる明るいキャラクターだ。 インからスタートして前半はエースを含む4アンダーで回ったものの、「後半は悪かったです。ラッキーのおかげでスコアを伸ばせましたが」と、3オーバーと悔しさも残る「71」のラウンドとなった。それでも「最終日ももう少し頑張れたら上位に行ける位置でもあるので、楽しみです」と笑顔を忘れない。 初日「72」、2日目は5バーディ・1ボギーの「68」で回り、決勝ラウンドへ駒を進めた。2022年「太平洋クラブチャレンジトーナメント」で下部ABEMAツアー初優勝。今季ここまでレギュラーツアー7試合に出場し、最高位は5月のメジャー「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の16位だ。「(ゴルフの)状態は悪くないので、最終日は爆発出来たら面白いかな。上を目指して頑張ります」。今季自己ベスト更新にひた走る。 ※アサヒビール株式会社/ブリヂストンスポーツ株式会社/ゼビオホールディングス株式会社/三井住友カード株式会社/双日株式会社/第一三共ヘルスケア株式会社