【長崎】西九州自動車道「松浦佐々道路」江迎3号トンネル貫通式
NCC長崎文化放送
西九州自動車道の一部を構成する「松浦佐々道路」でトンネルの貫通式が行われました。 【写真】西九州自動車道「松浦佐々道路」江迎3号トンネル貫通式
貫通したのは、佐世保市江迎町の全長90メートルの「江迎3号トンネル(仮称)」です。このトンネルは、整備が進む平戸インターチェンジと江迎鹿町インターチェンジの間に計画される3つのトンネルのうちの一つで、最初に貫通しました。 松浦市と平戸市、佐々町を結ぶ19.1キロの「松浦佐々道路」は、西九州自動車道の一部として2016年度から工事が進んでいます。 長崎河川国道事務所は、北松地域唯一の幹線道路「国道204号」の代替路線としての機能を期待していて、国道を利用した場合、90分かかるとされる佐世保ー松浦間が、開通後は20分で移動できるようになります。また国道で4時間20分かかるとされる佐世保ー福岡間は、西九州自動車道の全線開通後は1時間30分に短縮されると試算しています。 佐世保市・宮島大典市長: 「“命の道路”と言われるように、救急や災害時に大きな効果をもたらす道路だと思っていますし、地元の産品の消費拡大や今後の企業誘致・雇用の拡大にもつながると大きく期待している」 「松浦佐々道路」全体の供用開始時期は未定ですが、松浦インターと平戸インターの間の約7.5キロは来年度中の開通が予定されています。
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