センバツ連覇を狙う大阪桐蔭、関西学院との練習試合で勝利
18日開幕の第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に4年連続14回目の出場となる大阪桐蔭が8日、兵庫県西宮市内で関西学院と練習試合で対戦し、5―1で勝利した。昨秋の明治神宮大会を連覇し、史上初の2度目の春連覇を狙う王者が順調な調整ぶりをアピールした。 大阪桐蔭は一回、徳丸快晴外野手(1年)の犠飛で先制し、七回にも徳丸の2ランなどで3点を加えた。投げては1年生右腕の南陽人投手が7回を6安打1失点と好投し、2番手の同じく1年生右腕の平嶋桂知投手が2回無失点で試合を締めた。 前日7日の京都国際との練習試合ではエース左腕の前田悠伍投手(2年)が完封。センバツ連覇に向けて順調な仕上がりを見せている。西谷浩一監督(53)は「(春連覇は)簡単なことではないが、大きなことに挑戦できることを喜びに変えて頑張っていきたい」と意気込んだ。【大東祐紀】