大関・貴景勝「このままでは終われない」と復活へ闘志 夏場所途中休場で来場所は9度目カド番
大相撲夏場所を首のけがのため途中休場した大関・貴景勝(常盤山)が1日、東京・両国国技館で開催された元幕内・石浦の間垣親方の引退相撲に参加した。土俵入りには加わったが、取組には入らなかった。 名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)は9度目のカド番となるが、休場していた場所中から基礎運動を再開していたという。「やれることをやっている」と語った。相撲を取る稽古の再開時期については「早ければ早いほどいいが、段階を踏んでやっていく」と慎重に見極めていく構えを見せた。 途中休場した夏場所は新小結・大の里(二所ノ関)が、初土俵から7場所目で最速初優勝を果たした。本場所のもようはテレビなどで観戦していたという。「自分のことで精いっぱい。10歳から相撲をやってきて、このままでは終われない気持ちはある」と復活へ闘志を燃やしていた。
報知新聞社