27日に投票と開票が行われた衆議院議員選挙。 県内小選挙区で自民党は過半数割れをした一方、立憲民主党は議席を大きく増やし躍進しました。 衆院選は小選挙区と比例代表をあわせた465議席のうち、自民公明の与党で215議席となり、民主党政権が誕生した2009年以来15年ぶりに過半数を下回りました。 一方、立憲民主党は選挙前の98議席から大幅に増やし、148議席でした。 自民党の小泉進次郎氏「選対委員長としては、就任してまだ一カ月経っていないが、最終的に選挙の結果がいかなるものであろうとも、その選挙の責任を負うのは選対委員長なので私はその責任をしっかりと受け止めていきたい」 28日、小泉選対委員長は石破総裁に辞表を提出し、受理されました。 一方、県内では自民党は裏金問題で比例重複が認められなかった義家弘介さんや、党の年齢規定で同じく比例重複がなかったベテランの甘利明さん、松本純さんらが落選。 一連の裏金問題を受け支持を得られず、3年前の選挙で獲得した11議席から9議席に減らしました。 梅沢裕之幹事長「結果はご承知の通り「惨敗」ということだと思います。 県内の責任は重いですから、そういうことも含めてまず会長とお話をする。 Q責任は何かしらの形ではと考えている？「はい。どういう形になるかということですね」 一方、立憲民主党は、前回選挙の7議席から大きく増やす11議席に躍進。 県内では自民党の議席を上回る結果となりました。 20区では新人の大塚小百合さんが甘利さんを破りました。 県連・青柳陽一郎代表「大金星だと思います。20区は大大金星だと思う。 この間しっかり運動されていたことが大きい。 まずは政治改革から早急に着手しないといけない。 本格的な政治改革をこの次の特別国会と臨時国会でまずはやっていかないといけない」 一方、国民民主党は県内の比例票3位につけ、全国では議席数を4倍に増やし党勢を急拡大させました。 小粥代表「28人と全国的には4倍に増えたので、そういう意味ではキャスティングボードを握れるようになったのかなと思います」 一方、日本維新の会は県内の小選挙区は15人が全敗となりました。 神奈川維新の会の金村龍那代表は「自民党の批判票の受け皿になりきれなかった」と敗因を述べました。