松戸競輪G3は大波乱の幕開け オープニングレースは3連単93万円台、繰り上げ1着の50歳「たまたまです」
松戸競輪の「開設74周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(G3)」が1日に開幕。1Rの一次予選に出場した松田治之(50歳・大阪=73期)に話を聞いた。 オープニングレースで3連単93万円台と特大配当が飛び出した。梶原海斗の先行に乗った田中誠が1着入線も、打鍾過ぎ2センターで中村一将を落車させたため失格。自らまくり追い込んで2着に入線した松田治之が1着に繰り上がり、2着に梶原、3着は九州3番手回りだった田中陽平となり、超大荒れ決着となった。 目標の中村が落車するアクシデントにも柔軟に対応した松田は「中村君が頑張ってくれました。たまたまです。たまたま。(最近1着が多いのは)全部前の選手のおかげ。自分は前の選手がいてこそなので」と表情一つ変えず淡々と語った。 つづく2Rも3連単9万円台の決着と、今シリーズは波乱の幕開けとなった。(netkeirin特派員)