タダノ、450トン吊りオールテレーンクレーンを国内初投入
タダノは、450㌧吊りオールテレーン(不整地走行対応)クレーン「AC7.450―1」を国内で発売した。450㌧吊りモデルの国内投入は初めて。年販目標は5台とする。 新モデルは400㌧吊りクラス最長の79.9㍍のブームを搭載した。ブーム背面には、高い吊り上げ能力を確保するV字型の新機能アタッチメント「SSL」を採用。国内向けでは初の装備となる。 エンジンは世界トップレベルの排ガス規制「EUステージ5」に対応、環境対応をアピールする。クレーン部とキャリヤ部で動力を共用するシングルエンジン方式のため、定期メンテナンスの負担が抑えられる。キャリヤ全長15.99㍍の7輪車で、標準仕様の価格は7億4千万円(消費税別)。 タダノは日独両拠点でオールテレーンクレーン「ACシリーズ」の開発を進めており、今回の日本投入をはじめグローバル展開を目指していく。