J1・C大阪、登里享平が左太もも裏痛めて離脱
サッカーJ1のC大阪は13日、6日に行われたG大阪との「大阪ダービー」で負傷交代したDF登里享平(33)が左ハムストリング(太もも裏)筋損傷との診断を受けたと発表した。全治は未公表だが、長期離脱が懸念される。 今季、川崎から新加入した登里は左サイドバック(SB)の定位置をつかむと、G大阪戦まで全12試合に先発出場。豊富な運動量で攻守に奮闘するだけでなく、味方がボールを保持した際に「偽SB」と呼ばれる独特の位置取りで攻撃の組み立てに加わり、シーズン序盤のC大阪躍進のキーマンの1人となっていた。 チームは現在、大阪ダービーに敗れるなどして5試合未勝利が続いている。登里の離脱をどう補うか。チームが正念場を迎える中、小菊監督は10日のオンライン会見で「新しい力、新しいエネルギーが加わり、チームが成長するのを私も経験してきた。新しい力を存分に発揮してほしい」と新戦力の台頭に期待を寄せていた。