大容量で軽くてカラバリもたくさん! ライトなピクニックやタウンユースにぴったりのバッグ「ショップ店員に聞く、イチ推しキャンプギア」【UPI 表参道 vol.07】
たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回はUPI 表参道の店長、溜池剛太郎さんに「アウトドアにもタウンユースにも似合う、使いやすいバッグ」をテーマに注目のアイテムを選んでいただきました。 【写真】レザーとキャンバスをつかったハンドメイドのバックパックの機能性を見る(全8枚)
アウトドアでも普段使いにもぴったりなダルースパック
普段使うバッグを購入するときは、自分なりのこだわりを持って選ぶ人が多いと思います。色や素材、容量、ふたの形、ポケットの数や位置など、どうしても譲れないポイントがそれぞれにあることでしょう。 特にアウトドアで使うバッグを選ぼうとすると、耐久性や機能性なども気になりますが、普段使いができるかどうかも気になるところです。そこでいろいろな要素を勘案して、溜池さんにセレクトしていただいたのが、「ダルースパック デラックス ロールトップ スカウトパック」(3万6300円※税込)です。 ダルースパックというのは、創業が1882年、140年を超える歴史ある老舗で、「アメリカのミネソタ州で、レザーとキャンバスにこだわって手作業で作っているブランドです」(溜池さん)。当初は、猟師や林業の人がガッツリ背負って行けるような大きなバッグを作り、その後、カヌーやトラベル用なども手掛け、現在は、バックパックやショルダーバッグなどアウトドアや日常使いのできる製品も作っています。 「とてもシンプルな作りなので、手直ししていくらでも使えるんです。見た目にも背負い心地にもクラシック感があって、しかもエイジングも楽しめて、長く愛着を持って使い続けられるのが魅力です」(溜池さん)
サイドジップを装備しているから中身の出し入れもラクラク
ここで紹介する「デラックス ロールトップ スカウトパック」は、ボトムの部分がレザーになっているタイプで、トップ部分はロール状に開閉できる形になっています。この製品のポイントは、横にジップが付いているところです。「サイドから中身にアクセスできますので、いちいちトップをぐるぐる開けなくても出し入れできるのがメリットです」(溜池さん) サイズは幅が約30cm、高さが約40~56cm、奥行き約10cmと程良い大きさで、10種類の多彩なカラーバリエーションが用意されています。店頭に並んでいたオレンジやオリーブの色もとてもきれいでした。 実際にバッグのふたを開けてみると、かなりの大容量に驚きます。トップ部分をくるくる回せば高さの調節も可能です。しかも、けっこう軽くて、「男性も女性も気軽に背負えるバッグですね」(溜池さん)。背負ってみると、背中にきれいに張り付く感じで、見た目もスタイリッシュです。
製品のタグに縫製担当者の手書きサインが入っている
「先ほど、アメリカのミネソタ州で手作りをしているというお話しをしましたが、実は、おもしろいのは、製品のタグに作った人の名前が書いてあるんです」(溜池さん)。これは、ダルースパックが品質の証として縫製担当者の手書きのサインを入れているとのこと。このあたりからもブランドとしての誇りを感じますね。 新生活が始まる季節は、やはりバッグは大きな人気を集めるタイミング。このダルースパックは、普段持ちに使いながら、たまにアクティビティに持って行くといった使い方にもぴったりです。さまざまなシーンで活躍できる手頃なバッグと言えますね。
吉田正之