元K-1王者のゴンナパーが復活勝利「どんどん試合を続けて、また王者に返り咲きたい」【Krush】
元K-1 WORLD GPライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が「Krush.160」(4月28日、東京・後楽園ホール)で行われた約1年8カ月ぶりの復帰戦で判定勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。 今大会ではスーパー・ライト級の8選手による「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」が行われた。 本戦開始前に実績で勝る4選手の「K-1選抜」と若手のホープ4選手の「Krush選抜」がリングの対面に立ち、それぞれがロープを引いてこの日の対戦相手を決める「綱引き抽選」を実施。 その結果、第5試合「ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)vs FUMIYA(E x F)」、第6試合「佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)」、第7試合「林 健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)vs 稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)」、第8試合「ゴンナパー vs 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)」の4試合が決定した。
1R、サウスポーのゴンナパーとオーソドックスの構えの塚本。ミドル、ハイを蹴り合う。ゴンナパーは左ミドル、左ストレート。塚本のミドルにゴンナパーが左ストレートを合わせる。塚本のワンツーが顔面にヒット。ゴンナパーは圧を強めワンツー。ゴンナパーはパンチで前に。塚本は右ミドルからパンチにつなげる。ゴンナパーは圧を強めると左ストレートを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がった塚本は右ミドルを蹴るとそこにゴンナパーが左ストレートを合わせ2度目のダウンを奪う。もう一つダウンを奪えばKO勝ちとなるゴンナパーが前に出てパンチを出すが、塚本も打ち返す。ゴンナパーの左ミドル、左ストレートがヒットも塚本はしのぎ切る。
2R、塚本は右ミドル。ゴンナパーはそこに左ストレートを合わせる。圧を強めたゴンナパーは左ミドル。塚本は右ミドル、ワンツー、前蹴り。ゴンナパーの強烈な左ローで塚本がバランスを崩す。ゴンナパーは左ミドル。塚本は右ミドル、右ハイ、右ローを返す。ゴンナパーは圧をかけて左右のパンチ、左ミドル、ヒザ。塚本は左ローを効かされる。それでも前に出てパンチから飛びヒザもゴンナパーが右フックで迎撃。パンチを打つ塚本にゴンナパーはロープを背負いながらも左右のロー。塚本の足が流れる。しかし塚本はなおも前に出てパンチ、ロー。ゴンナパーも打ち返し、打ち合いに。ややスタミナ切れのゴンナパー。