それやりすぎやろ?井上尚弥VSフェザー級王者ロペスの“フェイクポスター”が反響
プロボクシングのス―パーバンタム級の4団体統一王者、井上尚弥(31、大橋)に“挑戦状”を叩きつけていた1階級上のIBF世界フェザー級王者のルイス・アルベルト・ロペス(30、メキシコ)が自らの公式Xに、まるで対戦が決まったかのような“フェイクポスター”を投稿して話題を集めた。井上はしばらくスーパーバンタム級に留まる方針を示しているが、フェザー級の王者は、モンスターの転級が待ちきれないようだ。 【画像】スポーティな白黒コスチュームのラウンドガールが世界戦に華を添える
え?井上の転級が決まったの? 1階級上のフェザー級の世界王者ロペスが井上陣営に無断で“フェイクポスター”を制作して自らのXに投稿した。 「DREAM FIGHT」と銘打たれ、筋骨隆々の井上とロペスの正面を向いた写真が並び、その下には、両者が対戦しているような写真がコラージュされ、INOUEvsLOPEZの文字と共にFEATHERWEIGHT CHAPIONSHIPとある。もちろん場所や日付は書かれていない。メインの写真は、井上のトランクスのデザインから推測するに、かなり前のものだ。このフェイクポスターは、ロペスが井上戦の実現をいかに熱望しているかを如実に表している。 フェイクポスターはSNS上で反響を呼び、様々な意見が飛び交う騒動となった。さすがに「決まったの?」と早合点する声はなかったが、対戦に期待を寄せる声も少なくなかった。 ジャーナリストのレビ・ルナ氏もリポスト。井上には「ビジネス的にも魅力的な選択肢が2つある」としてWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)とロペスの2人の名前をあげた。 「中谷は体重を上げる必要がある。遅かれ早かれファイター自身が決断しなければならないが、何人かの情報筋は、井上との対戦を否定はしないが2、024年はその時ではないと言っている。ロペスは、井上を126パウンド(57.15キロ、フェザー級)で迎え撃つだろう。業界関係者は、井上が興行で成功し、ビジネスで良い数字を上げるために最も理想的な相手だと同意している。私もそう思う」 ロペスは井上が6日の東京ドーム決戦でルイス・ネリ(メキシコ)に1ラウンドにダウンを奪われるものの、3度ダウンを奪い返して6ラウンドTKOで沈めると、すぐにXを更新。「ここで私は@naoyainoue_410が126(パウンド、フェザー級)まで上げてくるのを静かに待つ」と“挑戦状”ともとれるラブコールを送っていた。 ロペスの共同マネ―ジャーであるヘクター・フェルナンデス氏も米専門サイト「ボクシング・シーン」の取材に答え「ロペスは井上をノックアウトすると思う。私はロペスがこの戦いに勝つことに自分の家を賭けてもいい」と豪語している。同氏は「彼(ロペス)にとってあの選手(井上)に勝つことはとても重要なことなんだ。彼と話をするときいつも『126パウンド(フェザー級)で誰が一番強いのか』と聞いてくるんだ」とも付け加えた。
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