1981年式 マツダ サバンナRX-7 GT「今度はNAロータリーに乗りたかった」
【孤高のロータリーエンジン 1981年式 マツダ サバンナRX-7 GT】やっぱり恋しくて……」オーナーを魅了したロータリー マツダの情熱と夢が込められ、ファンに愛された初代RX-7は、生産終了から30年が過ぎた今でも、色あせない魅力を放っている。なかでも人気が高いのは、やはり12A型ターボだが、取材車両は数少ない中期(80年のマイナーチェンジ以降)の12A型NAエンジン搭載モデルだ。 【画像16枚】SA22Cは1978年の登場から進化を続けていた。前期型ではメーター内にあったアナログ時計を、中期でセンターコンソール下部に移設。その横はヘッドライトのアップ/ダウンのスイッチ オーナーは「以前、FD(3代目RX-7)に乗っていたこともあり、今度はNAロータリーに乗りたかったのです。ターボは熱の心配が多少ありましたし」と、その理由を語る。SA22Cは発売当時から好きで、「いつかは乗ってみたい」と思っていたそうだ。オーナーの希望は中期以降のNAで赤。まさにそのすべてを叶える個体が地元で見つかり、しかもフルノーマルでコンディションは抜群。「FDよりもSAのほうが気持ちいいですね」と、溺愛する我が子を眺める目が印象的だった。 1981年式 サバンナRX-7 GT(SA22C) 全長×全幅×全高(㎜)4320×1670×1265 ホイールベース(㎜)2420 トレッド前/後(㎜)1420/1400 車両重量(㎏)980 エンジン型式 12A型 エンジン種類 2ローター・ロータリー 総排気量(㏄)573×2 圧縮比 9.4:1 最高出力(ps/rpm)130/7000 最大トルク(㎏-m/rpm)16.5/4000 燃料タンク(ℓ)55 変速比 1速3.674/2速2.217/3速1.432/ 4速1.000/5速0.825/後退3.542 最終減速比 3.727 ステアリング ボールナット サスペンション前/後 ストラット/4リンク+ワットリンク ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク タイヤ 185/70SR13(前後とも) 発売当時価格 154.0万円 初出:ハチマルヒーロー 2016年11月号 Vol.38 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部