「インキー」した際に鍵開けを「業者に依頼」して「2万円請求」されました。「金額としては妥当」なのでしょうか?
車の中に鍵を閉じ込めてしまった場合、業者への依頼を検討するケースがあるでしょう。しかし、実際に依頼して2万円の請求が発生した人もいるようです。なかには、この金額が高すぎるのではないかと疑問に思う人がいるかもしれません。 この記事では、インキーした際にかかる費用の目安についてご紹介します。そのほか、インキーした際のNG行為もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
インキーした車の鍵開けにかかる費用の目安は?
車の中にインキーしてしまった場合、車の鍵開けかかる費用は、業者によって異なります。例えば、一般社団法人日本自動車連盟(以下JAF)に鍵開けを依頼した場合、非会員だと一般道路の場合2万1700円で依頼できるとされていました。 さらに、夜間(20時~8時)の場合は深夜料金が加算されるため、2万5630円となります。 ただし、業者によって鍵開けの料金が異なるケースもあるようです。例えば、4000円程度で依頼できる業者もいれば、8000円程度かかる業者もあるため、料金には大きな差があるといえるでしょう。 このとき注意したいのは、記載されている料金が、作業料を含むすべての料金になっているのかどうかです。見た目上の料金が安かったとしても、作業料のほかに出張料や部品代など、別の部分で高額な請求が発生するかもしれません。 また、特殊な形状の鍵を使用している場合も、高額な請求になる可能性があります。
インキーしてしまった際のNG行為
うっかりインキ―してしまった場合、以下2つの行為は控えた方がよいと考えられています。 ・差し金やハンガーで開錠する ・窓ガラスを割る なぜ控えた方がよいのかについて、詳しい理由を見ていきましょう。 ■差し金やハンガーで開錠する 差し金やハンガーを使って開錠しようと考える人がいるかもしれません。しかし、このような開錠方法は、車を傷つけてしまう可能性があります。また、開錠できる可能性も低いとされているため、車体に傷がついてしまい修理費がかさむおそれもあるでしょう。 特に年式の新しい車は、簡単に開錠できないような仕組みになっているケースもあるようです。場合によっては、鍵そのものを壊してしまう可能性もあるため、無理やり開錠する行為は控えた方がよいでしょう。 ■窓ガラスを割る 窓ガラスを割るのは、最終手段として考える人もいるでしょう。しかし、よほどの緊急事態がともなわない場合は、あまり推奨される行為ではないようです。窓ガラスを割って開錠する行為は、割る際にけがをしてしまうリスクがあるため、大変危険な行為と考えられます。 さらに、窓ガラスの修理費は非常に高額になると想定できます。場合によっては10万円近い金額がかかるケースもあるため、ロードサービスや業者に開錠を依頼した方が安く済むでしょう。
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