夫が週3で「サウナ」に行きます。「健康面と家計」が心配なのですが、実際どのような影響があるのでしょうか…?
リラックス効果や健康によいとされるサウナですが、頻繁に通うことで健康面や家計にどのような影響が出るのか気になる方もいるかもしれません。 本記事では、サウナの利用が体にどのような効果をもたらすのか、健康リスクや費用面について解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
サウナの健康への影響
ここでは、サウナによる健康への影響について2つ紹介します。 ■サウナの一般的な健康効果 サウナは、発汗を促すことで体内の老廃物が排出され、デトックス効果が期待できるとされています。サウナの本場であるフィンランドの研究からは、サウナに入ることで血行が促進され、筋肉の緊張を和らげ、疲労回復を助ける可能性があることが分かっているようですが、明確にはなっていません。 サウナの高温環境は心肺機能を鍛えるのに役立ち、定期的に利用することで心血管系の健康維持に寄与するともいわれています。サウナの適切な利用は、リラックス効果も高く、ストレスの軽減や精神的なリフレッシュにも繋がる可能性があるということです。 ■サウナの利用頻度と健康リスク サウナの過度な利用は、体に大きな負担をかける可能性があります。特に、長時間の高温環境にさらされることで、脱水症状や血圧の急激な変動が引き起こされるリスクが高まります。 また、心臓に持病を持つ人や高血圧の方は、サウナの過剰利用が症状を悪化させる危険性があるため、医師に相談の上、体調に合わせたサウナ習慣を心がけることが重要です。
サウナの家計への影響
サウナがもたらすリラックス効果や健康メリットは広く知られていますが、頻繁に通うことで家計に与える影響も無視できません。ここでは、サウナに通うことで家計への影響がどのようになるのか紹介します。 ■サウナにかかるコスト 1回の利用料金を1000円程度と仮定して、週に3回サウナに通う場合、1ヶ月(4週間)で1万2000円の支出になります。年間(52週間)では15万6000円に達するため、家庭のレジャー費や食費、その他の必要経費にも影響を及ぼす可能性があります。 さらに、サウナ利用が増えることで、追加の費用が発生する可能性もあります。例えば、サウナ後のリラックスのために飲み物や軽食を購入することが習慣化すれば、家計を圧迫する要因になる場合もあるでしょう。また、サウナがある施設の会員になった場合は、月額料金なども考慮する必要があります。 ■サウナの費用対効果 一方で、サウナの効果として、ストレス解消や健康促進が挙げられるため、医療費の削減や精神的な満足感による生活の質の向上といった、金銭には換算しづらいプラスの影響も考えられます。 サウナに関連する健康効果を最大限に引き出すためには、頻度や時間を考えて利用することも大切です。無理のない範囲で、他のリラクゼーション法や健康維持法とのバランスを取りながら、サウナの習慣を楽しむ工夫をしましょう。 サウナの費用が家計を圧迫することを、どうしても家族が気にするようであれば、通う頻度を見直す、サウナ付きのフィットネスクラブに切り替える、一時的にコストをかけて家庭用サウナを導入するといった選択肢もあります。 サウナ習慣を家計に負担をかけずに続けるためには、コストを冷静に把握し、家族全体の生活における優先順位を考慮することが重要です。
サウナ利用のバランスを考えよう!
サウナはリラックス効果やデトックス効果が期待できるため、健康志向の方々に人気があります。しかし、頻繁に利用する場合、体への負担や家計への影響も考慮する必要があります。サウナの利点を最大限に享受するためには、適度な頻度と時間の利用が大切です。 過剰なサウナ利用は、脱水症状や心臓への負担を引き起こす可能性があるため、適切な水分補給と体調管理が欠かせません。 サウナ費用が家計を圧迫しないよう、回数を見直したり、サウナ代の一部を他のリラクゼーション方法に振り分けたりして、バランスの取れた利用を心がけましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部