テーマは「復興支援」熊本商業高校の生徒が特産品使い共同開発ランチパック先行販売
KKT熊本県民テレビ
熊本商業高校の生徒と山崎製パンが共同開発した商品が完成し、生徒が先行販売に臨みました。地元の特産品を使った新商品、テーマは「復興支援」です。
10月13日、学校に集まった熊本商業高校マーケティング部の生徒たち。山崎製パンと、人気商品「ランチパック」の新たな企画を考案していました。 ■山崎製パン担当者 「どういった方に向けて販売していくかを考えてまいりたいと思います。よろしくお願いします」
共同開発2回目となる今年のテーマは「復興支援」です。売り上げの一部を能登半島地震の被災地に届けるプロジェクトです。今回、パンにサンドするのは、熊本県産和栗のクリームとホイップクリーム。パッケージデザインも生徒たちが考えました。
■熊本商業高校マーケティング部 道面幸奈さん 「この商品が復興支援に携われる商品というのをPRしつつ熊本の和栗もPRして、たくさんの方に食べていただけたらうれしいです」
そして11月30日、先行販売の日を迎えました。舞台は、商業活動を学ぶため仕入れから販売、経理などすべて生徒たちが担うイベント「熊商デパート」です。300個の限定販売でしたが飛ぶように売れ、わずか25分で完売。生徒たちも一安心です。
■熊本商業高校マーケティング部 國本祐花さん 「私たちも苦労して作った商品なので、お客さまに喜んでもらえると、その分頑張ったっていう感じがしてすごく良かったです」
■熊本商業高校マーケティング部 成松日鞠さん 「商品を手にとってもらって、災害復興支援の意識を再度みなさんに高めていただけたらなと思っています」
ランチパックは来年の元日から九州で期間限定で販売され、1袋につき1円が能登半島地震の被災地へ寄付されるということです。