“誉れの死”の300年後や「モンハン」を彩る新モンスターも! 「State of Play」新情報&新映像から考察
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは2024年9月25日の午前7時より、同社が発売するタイトルを紹介する情報番組「State of Play」を配信。今回はPlay Station5やPlay Station VR2のタイトルが取り上げられた。本稿ではそのなかでも注目の情報をピックアップして紹介する。 【画像】「State of Play」で取り上げられた注目作たちのスクリーンショット ■『Ghost of Tsushima』で知られるサッカーパンチの新作「Ghost of Yotei」が発表 鎌倉時代の対馬を舞台にしたアクションアドベンチャー『Ghost of Tsushima』を手がけたサッカーパンチが、新作として『Ghost of Yotei』を発表した。発売日は2025年を予定している。 舞台になるのは、1603年の蝦夷地にそびえ立つ羊蹄山周辺。鎌倉時代が舞台だった前作から300年以上が経っており、さらに当時の蝦夷地はまだ日本の支配下にはなかった。公開された映像では2本の刀を携えた女性の主人公が、現地を駆ける姿が確認できる。彼女は手配書に記されたお尋ね者のようで、主人公を狙っている人物たちも。作中では賞金稼ぎや刺客との決闘もありそうだ。 1603年と言えば江戸幕府が開かれた年でもある。本作では徳川などが絡んでくるのだろうか? ストーリーや情勢の詳細が待たれる。 ■『モンスターハンターワイルズ』の発売日が2025年2月28日に決定 ハンティングアクションの名作「モンスターハンター」シリーズの最新作として、かねてから情報が発表されていた『モンスターハンターワイルズ』だが、発売日が2025年2月28日になることが判明した。 新トレーラーでは、新たなモンスター“アルシュベルド”が登場。森林に湿地帯などさまざまなフィールドに加え、岩盤らしきものを利用してモンスターを攻撃するといったギミックも確認できた。PS5専売ということもあり、マシンパワーを生かした大迫力の狩りが期待できそうだ。 ■不気味な敵が登場する新作アクション『HELL IS US』がPS5に登場 内戦によって荒れ果てた地を舞台にしたアクションアドベンチャー『HELL IS US』が、PS5に登場。マップ、コンパス、クエストマーカーといった、プレイヤーに情報を与えるユーザーインターフェースのほとんどが存在しないという過酷なシステムのもと、プレイヤーは不気味な姿をした怪物であふれる場所を探索していく。 公開されたトレーラーでは主人公は化け物と戦う姿が確認できる。敵は胴体や顔がくり抜かれたかのように大きな穴があいており、そこから武器を取り出して攻撃してくるシーンもあった。車や病院のような施設が出てくるため、舞台は一見現代のようにも見えるが、いっぽうで中世のような遺跡も登場。得体の知れない世界観に期待がかかる。 ■PS5 Pro Enhanced対応のタイトルが発表 『メタルギア ソリッド デルタ』の新たなシーンも PS5 Proの機能を活用するための無料アップデートが適用されるタイトルが発表。今回判明したのは、『F1 24』『Stellar Blade』『バイオハザード ヴィレッジ』『バイオハザード RE:4』『メタルギア ソリッド デルタ』『スターウォーズ ジェダイ:サバイバー』『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』の7つ。これらは“PS5 Pro Enhanced”対応のタイトルとして、PS5 Proの恩恵を受けられる。 各対応タイトルをつなぎ合わせたトレーラーも今回公開されたが、とくに目を引いたのは『メタルギア ソリッド デルタ』。近接格闘術で敵を倒すスネークに始まり、落ちてくるガレキを前にバイクを止めようとするオセロットや、オセロットを救おうとそのガレキを破壊しようとするスネークが垣間見える。 『メタルギア ソリッド デルタ』は、2004年に発売された『メタルギア ソリッド3 スネークイーター』をベースにしたリメイク作品。オリジナルを忠実に再現することをテーマに、ストーリーやフィールドなど、主要な部分はそのままに、グラフィックや質感、演出などが強化されている。今回確認できたシーンは、スネークがシャゴホッドという兵器を破壊後、施設を脱出するまでの流れなので、原作で言えばストーリーの終盤にあたる。ひょっとすると、開発はかなり進んでいるのかもしれない。 今回は筆者が気になる情報を4つピックアップした。ほかにもさまざまなタイトルが発表されているので、気になる人はぜひ「State of Play」アーカイブ動画を視聴してほしい。
夏無内好