田中佑美 15日に26歳誕生日「いつまでも若いふりしていられない」 世界選手権へ決意新た「まだまだいける」
陸上女子100メートル障害でパリ五輪代表の田中佑美(富士通)が16日、オンラインで報道陣の取材に応じた。「今シーズンはオリンピックイヤーでかなり緊張を強いられるシーズンでした。オリンピックに無事出場できその中で自分の実力を発揮できたいいシーズンだった」と振り返った。 15日に26歳の誕生日を迎えたばかり。「26歳になりまして、26って数字を見るともう社会人の4年目で、いつまでも若いふりしてられないなと、中堅どころになってきたなとしみじみ感じました」と笑って報告した。 「ハードルはベテラン選手が多い。いつも年下の方でみなさんにかわいがっていただいていたのでいつまでも若手の気分というか、チャレンジしていくぞという気持ちだった」とこれまでの流れを振り返りつつ、「お姉さま方が強く今も残ってくださっている。まだまだいけるなとさせてくれる。今まで通り自分にできることを頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)していくと誓った。 来秋には東京開催の世界選手権が控える。「パリで準決勝に行けたので、次も準決勝でしょと期待していただけることもある。今の記録ではそんな簡単な話ではない」と気を引き締めてオフのトレーニングに臨む。