【中継録画】小池都知事が定例会見「“黒い頭のネズミ”がたくさんいた」
東京都の小池百合子知事は2日の定例会見で、宮城・長沼ボート場案を断念した東京五輪会場見直し問題に絡み、「『大山鳴動して鼠一匹』じゃないが、これは挫折ではないか」との記者からの問いに対して「それはまったくあたらない」と反論した。
小池知事は「(大会費用を)2000億円削ったという人もいるが、そこからさらに(400億円)削った」と成果を強調。「このままいくと豊洲(市場問題)ではないが、どんどん膨らんでいた。だれが歯止めをかけるのか」と述べ、都政に責任ある立場の人間がやるべき仕事だったと訴えた。 そして、「“大きな黒い頭のネズミ”がいっぱいいたということが分かったじゃないですか。これから頭の黒いネズミをどんどん探していきたい」と都政の透明化を進める意向を示した。