人手不足緩和へ現場DX 建設大手とNTTコム連携
竹中工務店と清水建設、NTTコミュニケーションズは11日、3社で連携して建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、工程管理や作業指示を効率化すると発表した。建設業界は来年4月に残業規制の強化を控えており、人手不足が深刻化することへの懸念から「2024年問題」と呼ばれる。DX化で現場の仕事を減らし、人手不足の緩和につなげる考え。 東京都内で記者会見した竹中工務店の丁野成人専務執行役員は「建設業界全体の魅力向上につなげたい」と語った。 NTTコムは建設現場で使う専用アプリを開発し、来年3月までに竹中工務店と清水建設が使い始める計画だ。