休業解除の基準「大阪モデル」初日はクリア
新型コロナウイルスの感染拡大による施設等への「休業要請」解除への判断基準となる「大阪モデル」について、大阪府は8日から公式サイトのトップページで達成状況を公開。初日となった同日は基準をクリアした。 【拡大写真】通天閣が発表した3色ライトアップ
大阪府公式サイトのトップページに掲載
大阪府によると、8日は感染経路が不明な人が3.71人。PCR検査の陽性率は2.7%。重症者の病床使用率は30.9%で、いずれも基準をクリアした。 大阪府では8日から、これらの数値を公式サイトトップページに信号機に見立てた「大阪府新型コロナ警戒警戒信号」という形で掲載している。
吉村知事「見える化でリスクを共有」
大阪府の吉村知事は、同日夜に自身のツイッターでこの警戒信号掲載についてふれ「基準時15日までは暫定措置で黄色とする。府民の皆様と『見える化』でリスクを共有する。感染拡大防止と社会経済活動の両立を模索する。多難の道だが、やるしかない」と投稿した。
11日からは通天閣と太陽の塔のライトアップで周知
この警戒信号については、通天閣(大阪市浪速区)が11日から、無償で警戒信号の色を示すライトアップを実施。太陽の塔(大阪府吹田市)も同様のライトアップを行う予定となっている。