<のん、本日誕生日>出世作『あまちゃん』キャストたちの今
本日7月13日は、女優・のんの31歳の誕生日。彼女を一躍有名にしたのは、2013年4月から放送された第88作目の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK総合ほか)だ。同作は宮藤官九郎が脚本を担当したオリジナルストーリーで、ヒロインの天野アキ役をのん(当時能年玲奈)が演じて大ヒット。年末の「2013ユーキャン新語・流行語大賞」で、劇中でたびたび使用された方言「じぇじぇじぇ」が年間大賞に選ばれるなど社会現象となった。のんをはじめとする若いキャストたちも、この作品をきっかけに大きく飛躍をとげている。今回はそんな『あまちゃん』に出演していた若きキャストたちの現在をまとめてみた。 【写真】のんの出世作『あまちゃん』! 現在も活躍中の若手キャストたち ■ のん 『あまちゃん』で一躍時の人となったのん。翌年の2014年には主演映画『ホットロード』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。2016年7月からは、芸名を現在の「のん」に変更し、“創作あーちすと”としても活動を開始。音楽活動のほか、展覧会を開催するなど活躍の場を広げる。その間にも声優としてアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公・すず役を務めるなど、演技の活動も継続し、2022年にはさかなクンの自叙伝を原作とする映画『さかなのこ』で主人公・ミー坊(さかなクン)を演じて大絶賛を受け、年末には第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。今年12月には主演映画『私にふさわしいホテル』の公開が控えている。 ■ 有村架純 アキの母親・春子を演じていたのは小泉今日子だが、その若き日を演じていたのは有村架純だった。本作で知名度を上げた有村は、2015年に主演した『映画 ビリギャル』では一転して金髪ギャルを演じて話題となり、第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞する。さらに2017年には、連続テレビ小説『ひよっこ』で、今度はヒロインの座を射止めた。その後もドラマ『中学聖日記』(TBS系)や映画『花束みたいな恋をした』など数々のヒット作・話題作に出演。同世代きっての人気女優へと成長を遂げた。現在は、Snow Man・目黒蓮が主演する月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週月曜21時)に出演中だ。 ■ 橋本愛 ヒロインのアキと同学年で、一緒にアイドルユニット「潮騒のメモリーズ」を結成した美少女・足立ユイを演じていたのは橋本愛だった。その後も、映画『ここは退屈迎えに来て』(2018)など映画・ドラマに多数の主演を飾っている。『あまちゃん』から7年後の2020年、映画『私をくいとめて』で7年ぶりにのんと共演し、主人公の親友役を演じて話題になった。今月からは、小池栄子と仲野太賀がダブル主演するドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系/毎週水曜22時)に出演している。