イラクのクルド自治区で議会選、KDPが第1党の勢い
[スレイマニヤ(イラク) 21日 ロイター] - イラク北部のクルド人自治区で20日、自治議会選挙が実施され、選挙管理委員会が発表した暫定値によると、クルド民主党(KDP)が80万9197票を獲得して第一党となった。登録有権者の投票率は72%だった。 2位はKDPの歴史的ライバルで連立相手のクルド愛国同盟(PUK)の40万8141票。最大野党「新世代」は29万0991票で3位につけている。 選管当局者は、最終結果の発表は幾つかの申し立てを精査した後になると説明した。 選挙は、地域の重要な収入源である原油の輸出停止により経済危機が悪化する中で行われた。当初は2022年に予定されていたが、KDPとPUKの対立から繰り返し延期されていた。