中国、董軍国防相を汚職で調査か 報道
【AFP=時事】中国の董軍国防相が汚職の疑いで調査を受けていると英メディアが27日、報じた。中国は軍部における汚職摘発運動を大々的に進めている。 【写真】董軍氏の前任者で国防相職を解任された李尚福氏 英紙フィナンシャル・タイムズは、米当局の現職および元関係者の話を引用し、董氏は軍に関する大規模な汚職調査の対象になっていると報じている。 AFPは中国・北京の外務省および在米中国大使館に確認を求めたが、27日朝の時点ではコメントを得られていない。 確認された場合、中国の国防相が汚職調査の対象になるのは、3人連続。 元海軍司令官の董氏は、前任の李尚福氏が就任からわずか7か月で突然解任された後、昨年12月に国防相に任命された。 国営メディアは、李氏はその後、収賄の疑いなどを含む違反行為で中国共産党の党籍を剥奪されたと報道。以来、公の場には姿を見せていない。【翻訳編集】 AFPBB News