大型の台風１４号が日本の南の海上を北上していて、９月１８日夜のはじめ頃、奄美地方に最も接近する見込みです。 現在、奄美地方全域に波浪警報が出されていて。うねりを伴った高波に警戒が必要です。 大型の台風１４号は現在沖縄県の南大東島の南南東の海上を１時間に約２０キロの速さで北西に進んでいます。 台風が予報円の中心を進んだ場合、１８日夜のはじめ頃、奄美地方に最も接近する見込みです。現在、奄美地方全域に波浪警報が出されていて、うねりを伴った高波に警戒が必要です。 １９日正午までに予想される２４時間降水量は、多いところで、奄美地方の北部と 種子島・屋久島地方１２０ミリ、奄美地方南部が１００ミリなどとなっています。 台風の接近に伴い、県内の交通機関に乱れが出ています。 海の便ではフェリーあまみ、フェリーきかい、フェリーあけぼの、フェリー波之上、 フェリー屋久島２、フェリーはいびすかすなど奄美航路や種子屋久航路を中心に欠航が相次いでいるほか、日本エアコミューターによりますと鹿児島空港と奄美地方の 各島を結ぶ便や離島間を結ぶ便など３７便がすでに欠航を決めているということです。 先の台風１３号の影響で奄美地方では地盤が非常に緩んでいる場所もあり、今回の台風で土砂崩れなどが発生する恐れもあります。少しでも周囲で異変を感じたら安全な場所に避難するようにしてください。