舘ひろし“タカ”&柴田恭兵“ユージ”による「あぶない刑事」シリーズ8作品一挙放送 前半3作品のあらすじと見どころに迫る
BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、「イッツ・ショータイム!『あぶない刑事』シリーズ計8作一挙放送」と題して、タカ&ユージコンビで一世を風靡した「あぶない刑事」シリーズの劇場版8作品を12月4日(水)より一挙放送する。今回は、特集の中でも前半に放送される3作品のあらすじや見どころについて紹介していく。 【写真】サングラス姿で港を歩く舘ひろし“タカ”と柴田恭兵“ユージ”のコンビが渋すぎる… ■邦画配収ランキング4位を記録、劇場版第1作「あぶない刑事」 12月4日(水)夜8時からは、記念すべき劇場版第1作目となる映画「あぶない刑事」(1987年)を放送。パトロール中の鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)の覆面パトカーのもとに、製薬会社の研究者・中野博士が何者かに襲われ死亡し、制ガン剤の研究データが破壊されていたと連絡が入った。翌日2人は犯人の豹藤幸次郎を追い詰めたがあと1歩のところで取り逃がし、課長に大目玉を食らう。 その後、同じく制ガン剤を開発中の別の製薬会社の株が急騰。タカ&ユージは課長命令を無視して株の急騰で大儲けをした画廊のマネージャー・緑をマークする。ニューヨークに旅立とうとする緑を拉致して港の廃船置場に監禁し、豹藤と銃撃戦となるが、再び取り逃がしてしまい――。 1986年~1987年に日本テレビ系で放送されたドラマシリーズの好評を受け、12月に公開された本作。1980年代のなつかしい横浜の港町の雰囲気が楽しめることはもちろん、タカ&ユージのアクションシーンや2人の絶妙な掛け合い、課長命令を無視してまで無鉄砲に行動するハチャメチャ具合など、すべてにおいて“あぶ刑事らしさ”を体現しているところが見どころだ。1988年の邦画配収ランキングでは堂々の4位に輝いた。 ■カオルやトオルの見せ場も描かれる「またまたあぶない刑事」 12月5日(木)夜8時からは、前作からさらにパワーアップした映画「またまたあぶない刑事」(1988年)を放送。表向きは実業家だが裏で拳銃や麻薬の密売、売春などを仕切っている犯罪の元締め・長峰を追うタカ&ユージ。2人は、麻薬に絡んでいる緒方という人物を逮捕する。しかし緒方は証拠不十分で釈放された後、何者かに殺されてしまった。そんなある日、幼稚園のバスが園児を乗せたまま誘拐される事件が発生。園児の中には国家機密法に反対する代議士の娘がおり、犯人は身代金12億円を要求してきた。タカ&ユージは現金輸送車を張り込んでいたが、間一髪で逃げられてしまい――。 本作は、数ある“あぶ刑事”シリーズの中でもファン屈指の人気を誇る一作。劇場版ならではのスケールアップした演出や、テレビシリーズでお馴染みのコミカルなやり取りに加え、2人の悪友であるカオル(浅野温子)や後輩のトオル(仲村トオル)の見せ場なども描かれる。 ■個性派なゲスト俳優たちが出演する「もっともあぶない刑事」 12月6日(金)夜8時からは、因縁の相手・銀星会と最後の闘いを繰り広げる映画「もっともあぶない刑事」(1989年)を放送。筆銃密造所の手入れに向かうタカ&ユージだが、主犯格の宮坂を取り逃してしまう。さらに銀星会に乗り込んだ2人は命を狙われることになり、近藤課長から銀星会への接近を禁止される。その後2人は犯人逮捕の時効まで4日しか残っていない“15年前の貿易商殺し”の捜査担当となり、事件の背後にある県警との“癒着”を突き止める――。 本作は、テレビドラマシリーズ第2弾「もっとあぶない刑事」の放送終了後に製作された劇場版第3弾で、タカ&ユージが最大の敵に立ち向かう。お馴染みのキャストに加え、実力派俳優の柄本明や、事件のカギを握る謎の美女を演じるジャズ歌手の真梨邑ケイなど、豪華なゲスト出演者にも注目だ。 なおBS松竹東急では、12月9日(月)夜8時から映画「あぶない刑事リターンズ」(1996年)を、12月10日(火)夜8時からスペシャルドラマ「あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル’98」(1998年)を、12月11日(水)夜8時から映画「あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE」(1998年)を、12月12日(木)夜8時からは映画「まだまだあぶない刑事」(2005年)を、そして12月13日(金)夜8時から映画「さらば あぶない刑事」(2016年)を放送する。