「海のカエル」本物と比べて…串本の水族館
和歌山県串本町の串本海中公園センター水族館は、カエルのように岩場を跳びはねる海水魚の「カエルウオ」(イソギンポ科)30匹をトピックス水槽で展示している。梅雨の時期、繁殖期を迎えたカエルが動きを活発化させるのに合わせ、海の「カエル」にもスポットを当てた。6月末まで。 【画像】和歌山県
展示しているカエルウオの体長は5~15センチ程度。正面から見た顔とともに、胸びれや尾びれを使って岩場や水中を跳びはねる様子がカエルに似ていることから名付けられたという。
水槽には雨が降る演出が施され、ジャノメアメフラシ1匹を加えた。また、別の水槽では比較してもらうため、本物のカエル2種(シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエル)6匹も展示している。
無休。午前9時~午後4時半。問い合わせは同センター(0735・62・1122)。