『未来の私にブッかまされる!?』新キャストに佐野弘樹ら 小倉優子は7年ぶりドラマ出演
10月7日より放送がスタートする綱啓永主演のNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』の新キャストが発表された。 【写真】謎めいた人物のアヤママ役で出演の小倉優子 本作は、“未来”と“今”の自分同士の価値観が衝突しながら予想もつかない人生が切り拓かれるタイムトラベルドラマ。 主人公は、社会人10年目を迎える市役所職員の五十嵐頼人。堅実で安定志向の裏には、一寸先は大炎上のリスク社会で「失敗しない人生を送らなければならない」という根源的なプレッシャーがあった。そんな委縮する若者・頼人の前に現れたのは“未来からやってきた五十嵐頼人”だと主張するオジサン。このオジサンの2054年仕込みの価値観と大胆な行動によって、今まで頼人自身がフタをしてきた、夢と仕事、友情と恋愛、結婚と家族といった、人生の宿題が一気に“ブッかまされる”。恋人の筒井凜へのプロポーズ失敗で幕が開ける怒涛の毎日の中で、2054年の“未来”の価値観と2024年の“今”の価値観の摩擦に揺さぶられながら、頼人は人生を生き抜くことができるのか。 主人公・頼人を演じるのは、本作がNHKドラマ初出演にして初主演となる綱。頼人の恋人・凜を、乃木坂46の久保史緒里、頼人を揺さぶる“オジサン”こと30年後の頼人を高橋克典が演じる。脚本は、NHKドラマ『パーセント』の大池容子と、劇作家・山田百次が担当する。 新たに発表されたのは頼人の人生に携わる人物を演じる、佐野弘樹、東野絢香、岩男海史、野村麻純、紺野まひる、潤花、丈太郎、映美くらら、小倉優子、杉田かおるの10名。 佐野が演じるのは、頼人の高専時代のロボコン部同期・清水開。ベンチャー企業「ロボツクール」を立ち上げ、これまでの常識を覆す「ある成分」を生み出す。理想に燃える熱い男だが、その情熱とマイペースさが周囲に軋轢を起こすことも。 東野が演じるのは、頼人のロボコン部同期でロボツクールメンバー・ブレーン。「オモロイこと」が大好きな問題解決の天才。機械設計にずば抜けた才能をもち、クールなようで情に厚い。自分の気持ちを伝えることに不器用で、ロボツクールに波乱を巻き起こす。 岩男が演じるのは、頼人のロボコン部後輩でロボツクールメンバー・ナイス。機械加工が得意で、高専時代から憧れの清水の背中を追い続けている。若くして結婚した二児のパパ。口癖は語尾の「~ないっす」。 野村が演じるのは、頼人のロボコン部後輩・姫。広大な実家の屋敷の一部をロボツクールの研究開発施設用に提供している。自身もロボツクールメンバーで、誰より仲間思い。ロボットデザインのスペシャリストで、独創的なビジュアルを生み出す。 紺野が演じるのは、鈴沢市役所地域振興課課長で頼人の直属の上司・高津順子。部下の意見を上手に取り入れる柔軟さをもつが、時に突飛な発想で頼人を困惑させる。 潤花が演じるのは、地域振興課で働く頼人の同期・宮本珠季。人口の減る鈴沢市を何とかしたいと、強い意志をもって市役所で働く。地域の人々と地道に丁寧に向き合う頼人を信頼している。 丈太郎が演じるのは、地域振興課の頼人の後輩・濱愛流。無口で独特の雰囲気をもつが、韓国アイドルに推しがいるなど隠れた一面もあり、意外な思い切りの良さで周囲を驚かせることも。 映美が演じるのは、市役所にたびたび出没する名物マダム・クレーマーマダム。誠実に対応する頼人のことがお気に入りで、頼人を見かけるたびマシンガントークを炸裂させる。 小倉が演じるのは、オジサン行きつけのバーの店主・アヤママ。絶品創作料理を作る腕の持ち主。いつもニッコリ微笑んでいるが、謎も多い。 杉田が演じるのは、元宇宙飛行士で、鈴沢市の有名人・時岡聡子。気さくで懐が深い。人生の選択に迷う頼人に大きな影響を与える。 コメント ●佐野弘樹(清水開役) 「未来の私にブッかまされる!?」というタイトルからしてとんでもないことがおこりそうな今作は、最後の最後までとんでもないことの連続です。とにかく面白いです。ブッかまされました。過去、未来に思いを馳せながらも“今”を生きている皆さんに観て頂きたい作品です。笑って泣けるエネルギッシュな楽しい作品になるよう、スタッフ、キャスト一同、そして清水開として全力でブッかましております。皆さまお楽しみに!! ●東野絢香(ブレーン役) 信じられないような事がたくさん起きるこの世の中で、 我儘で、不安定で、ちょっと面倒くさいオトナ達が、 間違えたり、やり直したり、なにかに気付いたりするお話です。 「もしも未来からタイムスリップしてきたとしたら、今、やり残した事は ないだろうか。」そんな事を考えながら、楽しんでもらえたら嬉しいです。 ●岩男海史(ナイス役) 初めての夜ドラ参戦、嬉しい限りです! 今作はかなりぶっ飛んだ物語ですが、飛躍した設定の中にも等身大の人間ドラマが沢山ちりばめられていて、いい意味で"忙しく"楽しめる作品です。僕が演じる「ナイス」という奴も色々と忙しいやつなので、楽しんで観てもらえると嬉しいです。僕も放送が楽しみでなりません! ●野村麻純(姫役) 姫に成るべくしてボブカット・ピンクのインナーカラーを入れました。姫は誰よりも仲間意識が強いです。ギャルは仲間をまぢ大切にします。 ロボツクールの皆との絆、日に日に増していくがむしゃらな青春感、日々の15分、皆様に気持ちを重ねて楽しんでいただける作品になると思います。 ●紺野まひる(高津順子役) 顔合わせ本読みの前に市役所で働くメンバー(濱くん、宮本さん、私)で集まる日がありました。その時に演出とプロデューサーの方から、私が演じる高津の役を「女性版【高田純次さん】のイメージです」と言われ、台本を読んでいたイメージと全く違って、かなりの衝撃を受けました。高田さんの番組、経歴などを調べ、、、、【新入社員の濱くんが居心地の良い空間を作る】【相手のリアクションを考えず高津が思うまま動く】という結果に辿り着きました。顔合わせの前の時間があったからこそのチームワークもでき、市役所メンバーでの撮影時間はとても楽しかったです。みなさんの明日が楽しい1日だと思えるドラマになっていると嬉しいです。 ●潤花(宮本珠季役) 市役所メンバーの一員として、宮本珠季として、 この作品に携わらせていただいて、 現場で大切だなと思える尊敬する方々に出逢えたこと、 役者として、新しい景色を見させて頂けたこと、 心からの感謝と幸せな気持ちでいっぱいです!! はじめて台本を読んだ時から、この作品に明るく前向きに、 笑顔にしてもらいました。ぜひとも、ご覧いただきたいです。お楽しみに!! ●丈太郎(濱愛流役) 濱愛流役を演じさせて頂きます、丈太郎です。 念願のNHK夜ドラに参加できることを大変嬉しく思います。台本を読んだ時に人の「変化をしていく生き方の美しさ」を感じました。濱も様々なモノを目の当たりにして変化していく1人です。楽しみにしていて下さい! そしてこの作品が、ご覧になった皆さんの新しい事を始める原動力や変化を求める活力になったら嬉しいです。 ●映美くらら(クレーマーマダム役) 役名「クレーマーマダム」。初めて脚本を読んだ時のそのインパクトに、嬉しい気持ちと相反して逃げたくなりました(笑)。私に出来るのか?と。目指す所はチャーミングなクレーマー?という高いハードルに、最後まで模索しました。 マダムが掻き乱すことで、頼人の人生の一部分、人柄が伝われば良いなと。そしてマダム自身が真実なのか虚構なのか? そんなファンタジーな人でいたいと演じました。私が作品から背中を押して貰ったように、どの世代の方にも真っ直ぐな気持ちを貰える作品です。 ●小倉優子(アヤママ役) この度、アヤママ役を演じさせていただく事になりました小倉優子です。 7年以上ぶりのドラマという事で最初はかなり不安でしたが、皆さまのおかげで楽しんで撮影に挑むことができております。 アヤママは謎めいた人物でもあるため、一体何者なのか楽しんでご覧いただけますと幸いです! ●杉田かおる(時岡聡子役) 長い長い俳優人生で初めて演じる事になった元宇宙飛行士役。 主演の綱さんや、ロボツクールのメンバーはじめ出演者の方々が、本当にキラキラしていて魅力的で、沢山の刺激を貰えました。 宇宙への案内役として無限の可能性を秘めた素敵なドラマに楽しく参加出来た事、心から感謝しています。
リアルサウンド編集部