ロシア産燃料、10月の主要輸出先はインドとサウジ
[モスクワ 11日 ロイター] - 10月の海上経由によるロシア産燃料油と減圧軽油(VGO)の主要輸出先は、インドとサウジアラビアだった。トレーダーの話とロンドン証券取引所グループ(LSEG)の統計で明らかになった。 ロイターがLSEGの統計を基に試算したところによると、10月のロシア諸港からの燃料油とVGO輸出量は前月比3%減の約415万トンだった。 欧州連合(EU)が2023年2月にロシア産石油製品の全面的な禁輸措置を導入して以降、アジア諸国が主要輸出先になっている。 10月はサウジ向けが前月比9%減の65万トン。夏の暑い時期が終わり、冷房需要が減少した。インド向けは同56%増の約51万トンだった。