天海祐希、実写映画版「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」に主演…3時間特殊メイクで再現“紅子ビジュアル”解禁!
女優の天海祐希が、映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(中田秀夫監督、12月13日公開)で主演を務めることが5日、分かった。約3時間をかけて特殊メイクを施し、年齢不詳の駄菓子店の女店主役に挑む。 【写真】天海祐希の主演映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の原作書影 累計発行部数850万部の児童小説を初の実写映画化。テレビアニメやアニメ映画、舞台、ゲームソフト化、埼玉・西武園ゆうえんちとコラボもしている人気シリーズだ。昨年末に配給の東宝が実写化を発表すると「誰が紅子さんを演じるの?」とキャスティングに注目が集まっていた。 幸運な人のみたどり着ける駄菓子店が舞台。天海は、白髪に真っ赤な口紅で「~でござんす」という口調が特徴の店主・紅子役を演じる。「オファー頂いた時、『私で良いのだろうか』と少々驚きましたが、とてもワクワクしてしまいました」と告白。撮影のたびに約3時間かけて特殊メイクを施し、謎めいた紅子に“変身”し「とても楽しかった!とても熱のあるすてきな現場でした」と新境地に手応えを語った。 劇中では、紅子のすすめる願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人々の物語が描かれる。天海は「本当にすてきな世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんや大人の方にも楽しんで頂けると思っています」と呼びかける。 ◆中田監督コメント 「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。 天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です! ◆原作・廣嶋玲子氏 2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。 なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。 ◆原作・jyajya(絵担当) 実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!
報知新聞社