ヒーローは柳田悠岐からゆずられた?強風にも負けず、東浜巨が8回117球の粘投で今季3勝目
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク6ー3ロッテ(6日、ZOZOマリン) ソフトバンクの東浜巨投手が8回117球の粘投で今季3勝目をあげました。 東浜投手は初回に先制を許すと6回までに3失点を喫します。それでも要所はしっかり抑え、試合を作ります。 粘りの投球を見せる東浜投手を援護したい打線は1点差の8回に柳田悠岐選手の2打席連続本塁打などを含む4得点で逆転に成功。このリードを守り切り、東浜投手が3勝目をあげました。 東浜投手はヒーローインタビューを、柳田悠岐選手からゆずられた事を明かしました。 ▽以下、東浜巨投手のヒーローインタビュー ――8回117球の熱投。振り返っていかがですか? 「序盤からランナーを出してリズムを悪くしながら、先制をされて、点を取っていただいたあともすぐに失点をして、本当にだめな失点の仕方をしたんですけど、野手のみなさんが打っていただいて本当に感謝しかないです」 ――今日は強風が吹き荒れる中のピッチングで何か難しさはあった? 「今までで経験したことのないような風だったので、粘り強く集中を切らさないようにと思いながらずっと投げていました」 ――粘りのピッチングをしている中で柳田悠岐選手が2本のホームラン。2本目は逆転のツーランでしたが、あの当たりは見ていていかがでした? 「本当に、ここギータさん(柳田悠岐選手)が立つはずだったんですけど、ギータさんがお前行ってこいという感じで、そのギータさんの男気というか、優しさにまたほれました」 ――8回裏ツーアウトからフルカウント9球目。佐藤都志也選手相手に最後のストレート。かなり力がこもっていて雄叫びもありました。あのときはどんな気持ちでしたか? 「前の試合も延長で2試合連続で延長していて、中継ぎのみなさんも頑張って投げていたので、今日はできるだけ長い回を投げたいなと思っていましたし、できれば最後までと思ってマウンドに上がっていたんですけど、あの逆転をして一気に流れを持ってきたかったところで、最後振り絞れたというところはよかったと思います」 ――最後に集まったファンの皆さん。今日は子どももたくさんいらっしゃると思います。最後に一言お願いします。 「みなさん明日でゴールデンウィークが終わると思いますが、平日も球場に足を運んで応援よろしくお願いします。今日は応援ありがとうございました」