彼氏の手取りが「18万円」と聞いてショック!「公務員」だから付き合ったのに、これくらいが普通なのでしょうか?
民間企業の給与はどれくらい?
では民間企業の給与はどれくらいなのでしょうか。国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業に勤める30~34歳の男性の平均給与は485万円、女性は338万円となっています。 令和4年は公務員の期末手当・勤勉手当は給与の4.4ヶ月が目安であるため、30歳前後の市の一般職員の場合、年収は次のように予想されます。 大卒:30万5130円×12ヶ月+30万5130円×4.4ヶ月=500万4132円 高卒:28万3455円×12ヶ月+28万3455円×4.4ヶ月=464万8662円 このように公務員の方が民間企業よりも収入が上回っていることが分かります。 しかしこれはあくまでも単純計算であり、勤める民間企業によってはより多くの収入を得られる可能性、逆に少ない収入になる可能性があることも覚えておきましょう。
まとめ
公務員だからといって、必ずしも収入が多いわけではありません。特に就職したばかりの新卒者であれば、手取りが10万円台というのは一般的です。その後、年齢を重ねるにつれて給与は高くなっていきますが、職場で活躍して結果を出しても、給与には大きく反映されづらいのも公務員の宿命といわれています。ただし、解雇される心配が小さく安心して働けるのは公務員の利点です。 もし20代から年収の多い人と結婚を視野に交際したいのであれば、能力が給与に反映されやすい民間企業に勤める人がいいかもしれません。細く長い安定を求めるならば公務員がいいかもしれません。どんな人を選ぶかはあなた次第。よく考えてみてください。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与の実態 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部